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【猫と日本からタイへ】 ①マイクロチップ挿入

ねこやまです猫あたま

 

タイに愛猫を連れて行きたい、連れて行く予定がある方向けに

日本からタイに連れて行く流れと参考までに記しています。

 

まずは一番最初行う事、マイクロチップ挿入です(私の場合出国5ヶ月前に病院へ)

 

検疫をパスし、出国入国する為には

手順に沿い順序必ず守っていないと書類は受理されません。

例えばですが、狂犬病予防注射をしてからマイクロチップを入れると

各証明書の発行日時が逆になるので検査機関にも検疫所にもいいわけすら出来ません。

しかる順番で再度やりなおし、ということになります。

これによって出国に間に合わなくなる、余計な出費がかさむ

ということになってしまいます。

可愛い愛猫の為出費で解決できるならラッキーですが

「一緒に出国出来ない」となっては本末転倒。

 

必ず順所を守って1つずつ潰していけば、最短取得、申請することが可能です。

 

タイへ出発する5ヶ月前・・・

マイクロチップ挿入の為、予約と健康診断。

ちょっと小太りを除いては健康優良児。

飛行機での渡航にも耐えられる体力はあるでしょう!とのお言葉を頂きました。

 

約10日後 いよいよマイクロチップ挿入の為、先生に預け処置を行いました。

時間はだいたい2時間程度(2匹で)ウチは2匹とも当時5歳で立派な成猫の為

局部麻酔と鎮静での処置となりました。

 

つなつぶが産まれた頃からお世話になっている

墨田区両国4丁目のリバーサイド動物病院さん。

 

その為、挿入自体は時間がかかるもんではないのですが経過観察の為に

この時間先生の元で経過観察をしました。

 

生まれてすぐマイクロチップを挿入する場合はスムーズらしいんですが

成猫になってからは痛みも強く、

このように鎮静処置を施し挿入するパターンが多いようです。

麻酔が聞いてフラフラ状態となるので、

お家に帰ってゆっくりおやすみさせてあげましょう

(ちなみにウチの猫はフラフラなのに超元気で千鳥足で歩き回ったりご飯を食べたりしていました。

その姿が完全にドリフで、顔もラリってるし心配しながらもゲラゲラ笑ってしまいました。

危険がないか見届けながら、自由にさせてあげたいですね)

 

日本で流通しているマイクロチップは大きく2つに分類されます。

国際規格(ISO規格)に合ったマイクロチップを挿入して貰いましょう。

規格外(日本国内でのみ読み込める)のチップを挿入してしまうと大変です。

もう一度挿入するはめになり猫ちゃんの体に大きく負担も掛かりますし、

基本病院が好きな猫なんてそう居ないと思いますので精神的な負担も掛かります。

 

平成29年現在、ISO規格とされているのは《11784 と 11785》です。

現在の動物病院では8割型、国際基準に適したマイクロチップを利用してますが

必ず予約時にマイクロチップのメーカーや規格の確認した方が良いでしょう。

 

もしこちらが言ってることをよく把握してなさそうだったり

はっきり教えてくれない医師の場合、急いで挿入せず

 ・自身で基準を満たしているか調べてから予約する

 ・そもそも病院を変える

ことをオススメします。

まだ手続きも序盤なのに解らないのではこの時点で話にならない獣医さんだと思います…

海外渡航の手続きを担ったことがある獣医さんだと安心ですね。

そのへんも口頭レベルで確認してみると良いかもれません。

 

忘れてはいけないことは

渡航する国によって、必要な書類や手続きが全く異なる事。

この世にある全世界の要項を頭に入れ全てを熟知している医師は居ないという事。

基本はご自身で調べ、検査の感覚管理や書類の作成を行い

多少のリテラシーを付けなくてはいけません。

動物病院さんへ頼りっぱなし、というのはほぼ無いと思って頂いた方が良いと思います。

(先生自身が渡航経験豊富だったり、指定国専門で行っている場合は覗きます)

 

ラリった飼い猫と横目で眺めつつこの日は無事に終了しました。

 

 

マイクロチップ挿入が完了したら病院から登録申込書がもらえます。

申込書と控えが複写になっているので、情報を獣医師会へ送付し

データ登録完了通知の到着を待ちます。

こんな感じの複写書類

 

この、データ登録完了通知が「ちゃんと入れたよ」と証明するものになるので

捨てずにしっかり保管しましょう。

タイから帰国する際も提出しますし、もし猫ちゃんが脱走したりした際、

警察や保健所の届け出でも必要になります。間違っても処分しないでね。

こんなハガキが1週間程度で返送されてきました。

 

マイクロチップの挿入はだいたい¥3000〜¥4000程度、

獣医師会の個体登録が¥1000円となります。

 

あと、ここらの早い段階で飛行機用のゲージが無い方は購入し、

自宅に置いて猫ちゃんたちを慣らしてあげると良いです。

飛行機に乗れる指定のゲージに関してはまた後日飛行機

 

次は「狂犬病予防注射」(1ヶ月以上間隔を空け2回)でについてです。

 

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