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【猫と日本からタイへ】⑦タイの動物検疫所へ入国申請を行う

ねこやまです猫あたま

 

前回は日本の検疫所への出国申請のお話でした。

同時に、タイの入国される空港へも入国申請を行い

「Import Parmit」を取得しなくてはなりません。

 

日本での申請時、最終の段階で、検疫所の担当さんが

「入国する国の許可証のデータを送ってください」

なんどもなんども案内してくれます。

 

以下、平成27年時点の要項となりますのでご注意ください

まず、タイ大使館へ猫を連れタイへ行く旨を問い合わせます。

必要な提出資料と共に流れを記載したFAXを受け取ります。

 

↑FAXを受け取れる環境が会社にしかなく

メールで送って、と伺った所断られた記憶があります。

若い方は特に家電がない方もいると思うので・・・・

受け取れる環境を用意しておくと良いかもしれません。

(友人や旦那様の会社、手続きを行ってる動物病院など)

 

在京タイ大使館

http://www.thaiembassy.jp/rte1/

受付時間 月曜日~金曜日(大使館の休館日を除く)

午前 09.00-12.00 午後 13.30-17.30

 

FAX送付状や注意書きと共に「リクエスト用紙」が送られてきます。

 

ねこクッキーReqest

 

↑とは別の日本語で書かれた注意書きの中に

『輸入される動物がタイ到着15日前までに輸入許可書を申請しなければならない』

とありますが、窓口の混雑等による担当官の対応が遅くなる事態に備え、

到着日から逆算して6週間前程度を目処に申請・連絡してください、とのこと。

約1ヶ月半前に申請を開始していれば問題はないと思います。

 

このRequest用紙を入国する空港の動物検疫所へメールで送ります。

(バンコクならスワンナプーム空港、ドンムアン空港、

チェンマイであればチェンマイ空港へ)

 

現地タイの空港とはメールや電話でやりとりを行うことが可能です。

Repestを送付すると、日本で作った「輸出許可証」のように

細かな詳細を記載する申込書(Form R1-1)と

必要な提出物が書かれたメールが返信されてきます。

 

タイの検疫所へ提出する申込書の見本

 

尚、この申請の時点でタイの住所と電話番号が必要となります。

私は一足先にこの辺を整える為、タイに行きました。

 

旦那さんが先に来タイしている場合や友人がタイにいる場合は良いですが

完全に1人で準備&日本から用意をしている人は

まず住所を確定させなくては申請は難しいと思います。

 

そりゃ住所不定の外人が動物連れてきてどこでどうするの!?

といった所ですよね、、、w

現地の連絡先や一時的な住所を貸してくれる人を探しておくのも1つの手です。

タイには住民票というものがないので、

よほどの事がない限りは自己申告で問題ありません。

想定出来る問題とすれば、何か不備があり入国出来ない場合などが考えられます。

 

電話番号に関しては、日本で携帯を契約するよりハードルが低く

プリペイド式の携帯電話番号をパスポートの提示だけで持てます。

タイに着いた時点で即契約することも出来、

チャージしなければ利用できず一定期間経つとサスペンド(解約)になるので

携帯番号はあまり気にせずで良いと思います。いつでも持てます!

(docomoやSB、auで端末を購入した方は必ずSIMロック解除の手続きが必要です!

解約後は手続き出来ませんので気をつけて。タイでもう一台購入することとなります。)

 

タイの検疫所から返信されてきた案内を元に必要書類を揃えます。

 

以下、タイの検疫所からのメール()は私のダメな訳です

Thank you for contact us to consult how your pet could bring into Thailand. 

Any person wishing to Enclose 

(タイへ動物を持ち込む相談をいただきありがとうございます)

copies of :

(同封(提出)して欲しいもの)

1. A copy of passport or a copy of identification card an importer

 (パスポートの写し)

2. Address in your country and address in Thailand

 (日本の住所とタイの住所) ※必ず両記載が必要

3. Detail of your animal (such as type of breed, sex, age, microchip etc.)

 (品種、性別、年齢、マイクロチップの種類など動物の詳細 )

4. History of vaccination (A copy of Vaccination record : rabies and DHP/L vaccination)

 (ワクチン接種記録のコピー、狂犬病とDHP / Lワクチン接種など)

5. Picture of your animal

 (ペット写真 大使館からの案内では出来るだけ30日以内で正面を向いているもの)

 ↑私的にこの要望が一番難しかったですw

6. Approximate date, flight and time of arrival to Thailand local 

 (タイの到着日時、フライト時間や出発時間)

7. Name of port of exit from your country

 (出国空港名)

8. Please fill application request form r1-1

 (添付した書類 Form R1-1) ※↑で添付した申込書です

9. Send directly to Suvarnabhumi Airport Animal Quarantine Station at e-mail here with (with in 60 days but not less than 7 days prior arrived to Thailand). 

スワンナプーム空港動物検疫所に直接メールを送ってください

(タイに到着する60日以内、7日以上前)

 

↑大使館からの案内は15日以上前、6週間前と案内されてたのに

さすがタイ、てきとー万歳といった感じw 早め早めを心がけて準備しましょう。

 

2〜7の要項は全て、8のR1-1に記載します。

改めて用意するものはパスポート、ペットの写真、

ワクチンの接種履歴が確認出来るペット手帳や証明書の写しです。

(狂犬病ワクチン、三種混合、ノミダニなど全て)

 

証明書が日本語の場合、英語で訳した詳細をつけるとスムーズです。

日本語の証明書を送っても突っ返され、再提出になります。

またお国柄「読めませんので英語で送ってください」など

くわしく教えてくれない場合があります。

(わたしはこれで送ったメールを職員に無視され電話で問い合わせました)

 

「はい、もう一回送ってよ」的なことしか教えてくれず、

原因や細かな事まで教えてくれません。嗚呼タイだな、という感じ。

日本の感覚で手続きしているとイライラしたり意味がわからなかったり

「ちゃんとしてよ!」と思う事が多いと思います。

 

このざっくばらんで適当すぎる所がタイの良い所でもあり悪いところ。

実際に生活するともっとアメイジングな出来事や揉め事があります。

 

次は、タイへの申請後、遂に猫と出発!飛行機

タイに到着した後の入国手続きに関して書きます。

 

写真はタイ検疫所に提出した「正面から撮れてるつなつぶ」の画像w